豊かさの源泉は何か
2009年 03月 17日
楢葉町、「ならはまち」と読む町が、原発の放射性廃棄物の最終処分所に立候補したというニュースがあった。この放射線廃棄物の最終処分場というのは難しい問題だ。電気は必要だが、危険なものはよそのところで引き受けて欲しいということなのだ。以前高知県の東洋町が立候補して、住民の反対でダメになったことがある。
「新宿で原発を」という広瀬さんの本があるが、自分たちで使用している電気の危ない部分である放射性廃棄物を受け入れるというのは重要なことだ。危険なものはいやで、便利なものだけ欲しいというのは間違っているように思う。一番電気を必要としている都会で、危険な部分を受け持つべきという発想は間違っているとは思えない。
この楢葉町は東京電力福島第2原発の1、2号機があるそうだ。草野町長は「県内に10基原発があるが、処分場の問題をすべて他県任せにするのはいかがなものか。原発との共生を考える上で、地元の分は地元で処分をということであれば、住民の理解を得て受け入れも考えなければいけない」と話したということだ。町民にしてみれば、ひどい話だろうが、その町民にしてみても、今まで、原発からの税金でそれなりの生活を維持できたのではないだろうか。
今まで、原発からの税で、より良い生活をしていて、廃棄物問題がおこると、やはり原発をよくないというのは、心情としては、そうだろうが、それでも、でもね・・・と思ってしまう。自分は豊かな生活をして、その豊かさの源泉は何かということを想像しないのは、想像力不足ではないだろうか。年配の人が、消費税を上げるのを反対するのは、自分たちだけ裕福な生活をしたいとしか思えない、若い人のことを考えたら、平等に税を負担する消費税を上げるというのはそれなりに根拠のあることのように思う。
「新宿で原発を」という広瀬さんの本があるが、自分たちで使用している電気の危ない部分である放射性廃棄物を受け入れるというのは重要なことだ。危険なものはいやで、便利なものだけ欲しいというのは間違っているように思う。一番電気を必要としている都会で、危険な部分を受け持つべきという発想は間違っているとは思えない。
この楢葉町は東京電力福島第2原発の1、2号機があるそうだ。草野町長は「県内に10基原発があるが、処分場の問題をすべて他県任せにするのはいかがなものか。原発との共生を考える上で、地元の分は地元で処分をということであれば、住民の理解を得て受け入れも考えなければいけない」と話したということだ。町民にしてみれば、ひどい話だろうが、その町民にしてみても、今まで、原発からの税金でそれなりの生活を維持できたのではないだろうか。
今まで、原発からの税で、より良い生活をしていて、廃棄物問題がおこると、やはり原発をよくないというのは、心情としては、そうだろうが、それでも、でもね・・・と思ってしまう。自分は豊かな生活をして、その豊かさの源泉は何かということを想像しないのは、想像力不足ではないだろうか。年配の人が、消費税を上げるのを反対するのは、自分たちだけ裕福な生活をしたいとしか思えない、若い人のことを考えたら、平等に税を負担する消費税を上げるというのはそれなりに根拠のあることのように思う。
by qzr02421
| 2009-03-17 20:01
| 日常