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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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鬼はお父さんが演じた方がよいのか?

2月3日は節分だった。もう二日たった。一日一日が速く感じる。ところで、節分といえば、豆まきだ。豆といえば、大豆だ。しかし、東北地方は落花生を投げるということだ。北海道は落花生というのは不思議なものだ。なぜなら、北海道は落花生が取れないからだ。沖縄での節分はどのようなものだろうか。北海道が落花生なので、ふと沖縄を思った。

鬼はお父さんが演じた方がよいのか、お母さんが演じた方がよいのか、どっちだろう。だいたい、この豆まきが、家庭で広がったのはいつだろうか。昔は、秋田の「なまはげ」のように、地域の青年隊が、各家庭を回ったのだろうか。心理学的には、家庭の入ってきた鬼をお父さんが退治することにより、家長の権限が、つまりお父さんが立派だということが、家庭の浸透したのだろう。

行事にはそれなりの、意味があるので現在まで伝わっているのだろうと思う。年中行事を馬鹿にしてはいけないということだ。正月、節分、ひな祭り、端午の節句、七夕、重陽の節句など、それなりの家庭の取り入れることが大切なことだと思っている。個人は自由といっても、家庭の中は、それなりの、秩序が必要なのだ。その秩序を維持するのが、年中行事ということなのだ。

秩序がない集団はない。秩序というのは、集団を機能的に動かす要因とも考えることができる。プラモデルの設計図のようなものか。誰が上で、誰が下というものではない。それは秩序ということ、それだけのことだ。フランス革命で自由・平等ということは重要視されたため、自由・平等と秩序が対立するようの考えられように思う。自由・平等と秩序の関係をもう一度考えることが必要ということだろう。
by qzr02421 | 2009-02-05 18:15 | 日常