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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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白瑠璃碗はやはりよかった

終末は混雑すると思い、奈良の正倉院展に昨日入った(5日の水曜日のこと)。近鉄名古屋発6時30分に乗った。混雑状況が分からないので、昼は朝マックを購入した。マフィンが好きなのだ。旅行に行く時しか食べない、ハレの食事だ。(ハレにしては地味だが・・・)
行きに電車の中では『狂言三人三様 野村萬斎』を半分読んだ。
 
西大寺に8時49分に着く、奈良まで特急券は購入したのだが(名古屋からだと大和八木以降は値段が同じで、1560円なので、乗らなくても奈良まで買うことが多い)西大寺からは、先に出発する快速に乗る。奈良国立博物館には9時15分に到着した。待ち時間なしで入場することができた。

全部で9区分に分かれている。最初の部屋は当然混雑しているので、第3室から見ることにした。1区分と2は空くことはない。3区分は「衣装と佩飾品」のコーナーで、美しく装飾された帯や佩飾品つまり腰飾りが展示されていた。メノウ、水晶、琥珀やガラスなどを材料として、形は魚形、珠、ものさしなど多岐に渡っていた。

4区分は「天蓋・幡」、5区分は「供養具」、6区分は「食に関わる宝物」、7区分は「さまざまな宝物」、8区分は「正倉院文書」、9区分は「聖語蔵の経巻」である。学芸員の実習で梱包というものを体験したので、宝物を見ると、どのように梱包してここまで来て、展示されているのかということ想像しながら見たのだ。

国宝級の展示物の梱包と、その移動、また開包、展示というのは神経を使う仕事だと思う。そんなことを考えながら9区分まで見た。見学している人は少なく、ゆっくりと見ることができた。9区分まで見て、1区分「聖武天皇遺愛に宝物」、2区分「大仏へ捧げた品々」を見るための戻った。やはり人が多く、展示ケースは人だかりだった。それでも中央のケースは(島になっているところ)四方向から見ることができるので、たやすく見ることができた。香木、白瑠璃碗、平螺鈿背八角鏡などはじっくりと見ることができた。」
by qzr02421 | 2008-11-06 14:45 | 劇,映画その他