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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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ポスターと版画の違いはどこにあるのか?

名古屋市美術館で「版の誘惑展」をやっている。9月28日までだ。開館20周年記念のイベントのようだ。「版」というのは印刷用の板や原版という意味だが、この版を利用して製作された、絵画つまり版画などを展示してあるものだ。

版画には材料によって、木版画、銅板画、リトグラフ(石版画)、シルクスクリーン、そしてステンシル(合羽版)などがあるが、さらには、写真、印刷、コピー、スタンプなど多様なものがある。それらに表現から、何かを読み取ろうとする企画のようだ。

水曜日の午後、カルチャースクールが終わってから行ったが、ほとんど人がいなかった、人気がないのか、ちょうど少ない時間なのかは分からない、奈良大学の学生なので、もちろん学割に入場した。600円だ、一般は900円だから、300円安い、マックポークなら以前なら3つの値段だ、マックポークも今は120円になってしまった。

展示されているものとしては、北川民治、三岸好太郎、シャガール、ピカソ、赤瀬川源平、などだが、もっと人がいてもよいと思うが、何故か、数人しかいない、部屋に私一人ということもあった。まず入場する時に、冊子を渡される。この冊子に質問と解説が書かれている。

第一問は、山本鼎のブルトンヌは近代版画を代表する作品で、ここには二つの同じ題材を描いた作品が展示してあり、ひとつは水彩画、もうひとつは木版画だ、その水彩画から木版画にするとき、何をどのように、何故変えたのかというものだ。

このようにして、26問まで、冊子と作品を見ながら美術館をさまよっていくのだ。人間は問を与えられると、問を考えようと、さらに真剣に作品をみようとするということが分かった。

6問目にポスターと版画の違いはどこにあるのでしょかという問があるが、答えは何でしょうかね・・・
by qzr02421 | 2008-08-30 09:07 | 劇,映画その他