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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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男はそれを我慢出来ない

映画を3本、劇を1本紹介しよう。
まず、「サムサッカー」という映画だ。サムは親指でサッカーは吸うというような意味だ。主人公が親指を吸うのだ。その原因を探るのだか、結局は原因はよくわからない。原因を探る歯医者がなんだか病気のようだ。両親もちょっと悩みを抱えているようだ。弟も元気なのだか、兄さんが病気なので元気な振りをしているだけのようだ。誰だって悩みを抱えて生きているということを伝えたいのだろうか。後ろの人は『分からん映画だ』とつぶやいていた。分かったような分からない映画だ。

誰しも悩みを持っている。悩みの答えは無い。答えの無い悩みを抱えて生きるのが人間なのだというメッセージのような気がした。主人公はニューヨークの大学に進学するところで終る。親離れ、子離れの話のような気もする。母親は男の子を育てることの悩みを持っているようだ。父はスポーツ選手だったのだが、怪我をして引退している。その引退が悩みの原因のようだ。誰しも何らかの悩みがあるのは当然だ。

次は「男はそれを我慢出来ない」という映画だ。日本の映画はセリフが聞き取りにくい。そのように妻にいったら、「洋画は字幕があるから、気にならないだけじゃない」いわれた。なるほどそうかもしれない。映画は下北にソープランド計画があって、それに反対するという話だ。実は経営者天狗だというオチである。どのように解決したかというのが、またバカバカしいので省略する。

最後の「プライベート・ライブス」という劇だ。二組の新婚旅行中の男女のカラミの劇だ。1組目の男性と2組目の女性が前の夫婦で離婚しているという設定だ。この男女が愛の目覚めパリに逃げるという話だが、しかし・・・。楽しい2時間ちょっとの劇だった。テンポのよい会話が心地好かった。

「フラガール」という映画だ。時代の流れで閉鎖されていく常磐炭坑に出来たハワイで踊るフラガールが誕生するという感動的の話だ。始めは反対していた人々、まとまっていなかったフラガールたち、それらが一体になってハワイを盛り上げていくというのだ。指導した女性はまだ70歳だそうだ、しかも現役で指導をしているという。良い映画だ。日本の映画は声が聞こえにくいと前回書いたが、この映画の声は良く聞こえた。撮りかたも問題なのだろうな。フラダンスの素晴らしかった。炭鉱の娘がダンサーになるというのがいいのだろうな。今でもこのハワイは繁盛しているという。炭鉱は閉山したが、これは残っている。先見の明があったということだ。

 
by qzr02421 | 2008-05-31 22:53 | 劇,映画その他