オッカムのかみそりとは何か?
2008年 04月 24日
「パーキンソンの法則」とは、仕事の量と役人の数の相関関係を否定したものだ。役人は部下を増やしたがる、そして役人は仕事を作り出すというものだ。つまり、役人の数は仕事の量に関係なく、どんどん増えるというものだ。
大阪の橋下知事は、公務員が多すぎると言っている。大阪は労働組合が強くて、今まで、公務員を減らすことが難しかったのだろう。今後の知事の手腕が楽しみだ。しかし、増やすのは簡単だが、減らすのは難しいだろう。公務員だった生活があるのだから。
「オッカムのかみそり」というのは必要がないものは増やしてはいけない、より少しのもので出来ることを、より多くのものでしてはいけないという法則だ。壊れていないものは修理しない。当たり前のことだが、壊れる前に変えるということはよくあることだ。
家の電球なども、つかなくなったら変えるということだ。一年の大掃除の時に、まだ使える電球などを変えるということがあるようだ。そのことをしなければならない理由がたいしたことがない理由ならしないという決断が重要なのだ。
憲法改正も必要なのだろうか。オッカムのかみそりでは、公務員も削ることができるし、無駄の憲法改正を回避することが出来そうだ。