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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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人は未来に向かって歩いていくのだろう

未来の自分に手紙を書くことができる。ある高校での授業だ。受験勉強をある教科だけ学習するという意識は捨てようと提起してみた。グローバルな時代に、日本史だけ、英語だけ、数学だけ、学習するのはもったいない。

 学習には学、習する事柄に反復触れることが重要だ。日本史の教科書の、先に方のページ、あるいは、化学の先の方のページにちがう教科のことを書く。化学を勉強していたとき、そのページにくると大隈重信のことが記されているというわけだ。化学から頭が日本史に切り替わる。そのことが重要なことだ。これをいろいろな教科をクロスして実施するというわけだ。

 未来の自分への手紙も同じだ。世界史の先の方にページに「未来の自分へ。勉強は進んでいるかな?いま、一所懸命取り組んでいるから、この手紙を読むときには、だいぶ成果が上がっているはずだ。やったね」などと書き込むのだ。

 こういうようにして未来の自分のエールを送ることで、今の自分を励ますのだ。自分は決して、一人ではない、歴史の中に存在しているということが実感できると思う。人は未来に向かって歩いていく。未来の自分が、過去からの自分に励まされるということがあるのだ。

 人は一人ではないのだ。過去の自分、今の自分、そして未来の自分がいるのだ。未来の自分に手紙を書くのは素敵なことだと思う。
by qzr02421 | 2008-04-17 14:23 | 日常