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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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京都の寺、血天井をめぐる

血天井とは何か。血がついた床板を天井板にしたものだ。見上げると、そこには血にあとがある。顔を見える。手が・・・京都の寺を見学する戦略となるものだ。全部で5つの寺がある。

 なぜ血がついたのか。1600年のことだ。伏見城での出来事だ。家康の命でここを守っていた鳥居氏らが石田三成の攻撃で、彼らが自害した。自害後2ヶ月放置された。そのため血が床板に染み付き、取れなくなったのだ。

 そのため、その床板をはずし、供養のため、寺に移し、天井板としたというのだ。その寺の名は、鷹ヶ峰養源院(三十三間堂の左隣にあるお寺)、見学に行くと、お坊さんが、これが鳥居さんの頭で、ここが足で、刀を差しながら倒れてますと説明している。

次は、源光庵で足跡などが残っているよ。そして、西賀茂正伝寺、大原宝泉院、妙心寺天求院、宇治朝日山興聖寺となる。京都のお寺を見るときに、こういう戦略で、お寺を見るというのも面白いと思う。住所は書かないので、検索して廻ってみてはどうでしょうか?

ヒントにお寺に前に住所を示す用語を付しました。私は全部見に行きましたが、予約や、特別拝観でないと見ることができないお寺もあります。こつこつとお寺に通うことが大切でしょうね。でも、本当に血や、顔が見えて、ちょっと・・・という感じですよね。
by qzr02421 | 2008-04-12 08:16 | 旅行