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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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人生の充実感とは何だろうか

 歌舞伎?も紹介しよう。「雪の丞変化」という劇だ。21世紀歌舞伎組による渾身の自信作という。西遊記に続く作品だ。幕開けは現代。人生に絶望して自殺を図った宇宙飛行士、実は江戸時代は歌舞伎役者雪の丞の生まれ変わりという設定だ。

人の人生はちっぽけで、短いけれど、物語をつくって生きていくというのが印象に残った。愛という物語、別れという物語、失敗という物語、成功という物語などなど。自分の思うように、自分らしく、生きることの大切さを感じた。

人間は生まれ変わるという設定で、生まれ変わる理由が、人生を納得して生きていないからだという。そんなものかな。生まれ変わっても、生まれ変わる前のことを覚えていないなら同じだと思う。

映画も紹介しよう。劇も同様の題名のものがあるが・・・「レント」という映画だ。レントというのは家賃のことだ。家賃を払わずに住んでいる、芸術家の卵の話。そこには、ゲイ、エイズ、レズ、夢見る人々が登場する。

今を生きなければ、いけない。明日なんかないかもしれない。今見つめて生きるという歌があった。未来なんかない、過去なんかない、あるのは今だけ。なるほどという歌詞である。一年をなんで数えますかという歌から始まる。夜明けの数、日暮れの数、思い出の数、笑いの数、鐘、友達の数、愛の数、死の数。一年は525600分だそうだ。友達と暮らした時間を祝福しよう。今を生きよう。

自分に正直に生きることが出来れば人生はすてきなのだろうなと思わせる映画だった。正直に生きること難しいことだ。しがらみ、思惑など人生は難しいものだ。そこで思い出すのは「迷人の悠々おとぼけライフ」というHP?がある。53歳で退職して、生活している人の。ここに法則が二つ書かれてある。一つは 悠々自適の法則 だ。内容は、人は1日2時間と1ヶ月2日のイベントで充実感を味わうことができるというのだ。二つ目は、暇人集中の法則 だ。暇な日には行事が集中するということだ。確かに、そういうことはあるような気がする。

人生の充実感とは何だろうか。行動することによって得られるもののようだ。その行動は一日2時間のものでいいのだという。2時間何をしてもよいのだろう。とにかく2時間ほどのイベント(行動のことと理解しよう)を企画して実行することだ。一日単位のイベントとしては一ヶ月に2日企画して実行しようというものだ。生きるというのは難しそうだが、実は単純なもので、「今を生きればよい」ということなのだろう。
by qzr02421 | 2008-04-01 09:27 | 劇,映画その他