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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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奈良大学を卒業しました

 大学の卒業式というものに出席した。昔、大学には行っていたのだから、珍しいものではない。けれど、二回目の卒業式というのはやはり、珍しいものものだろう。20代の通学生と平均58歳くらいの通信生の合同の卒業式だ。ほとんどは若い通学生で、通信の学生は約70人ほどだ。しかし若い人には、一度社会にでて、また大学を卒業するということは珍しいように写るのだろう。

 6時30分の名古屋発の近鉄で、西大寺へ、乗り換えて、高の原駅、歩いて奈良大学ヘ。9時30分ころ到着。10時から卒業式だ。学科が多いし、大学院の学位もあり、授与だけで30分以上かかった。その後、学長式辞、理事長式辞、在校生送辞、卒業生答辞と続き、11時10分ころ終了した。最初はざわついていたが、次第に静かになっていった。

 式終了後、通学部の卒業生が作る通路を通り、通信部の棟に移動した。昨年の第一回の卒業式に出た人のブログにその通路のことが書いてあったので、これが通路かと思った。若い通学生に「卒業おめでとう」なんて言われると、何か恥ずかしい気持ちがしたが、嬉しい気持ちもした。

 通信の棟で出席者全員が一人ずつ、卒業及び学位の授与を受けた。一回生で3年編入が545人、二回生で編入が321人で、昨年の卒業生が47人で今年が80人ということだ。14,7パーセントの卒業率ということだろうか。通信の大学の卒業率は10パーセントくらいというのだから、高いほうだろう。仕事などを持ち、また、「年令のいった頭」で、勉強をして、テストを受け、卒論を書くということは大変なことなのだ。
 
 卒論は厳しく採点したので、卒論が通ったということは素晴らしいことだという評価であった。昨年も同じようなことを言われたようだから、卒論の審査はそれなりに厳しいものがあるのだろう。授与の後、茶話会が1時間ほどあり、解散となった。

 行きの電車で『2020年日本からの警告』(少子高齢化で今後の日本は大変なことのなるという内容の本だ。しかし、未来を予想しても、あまり仕方がないことのように最近は思う。どんなことがあっても、人間生きるしかないのだ。)帰宅時には『神様に選ばれるただひとつの法則』)(プロパガンダと選挙についての本。イメージが大切というような話)を読んだ。とても有意義な一日だった。
by qzr02421 | 2008-03-19 20:53 | 奈良大