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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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アルプの記事より

 「アルプ」(劇団四季の雑誌)に美しい日本語の話し方講座という記事が紹介されていた。「発声がよわい、声が細い」ということに対して「言葉を伝えるということはどういうことか」「文章(本)が明確であり、そしてセリフが明晰に聞こえることが重要」「呼吸法、母音法、フレージング法が重要、呼吸法とは複式呼吸のこと、母音法では聞こえやすさは声のボリュームではなく一音づつの分離が大切とのこと、フレージングとは語句を区切ることらしい、適切な区切りというものがあるのだろう」

 話をしいても相手の伝わらないという思いはあるものだ。相手に言葉が届かないのはなぜだろう。大きい声で話せばよいというものでもない。ぼそぼそ喋ったことが印象に残ることもある。相手の伝えたいという思いと、相手に伝えるべき内容かどうかとういこと、思いと、内容が重要なのだろう。

 話し方の練習で、相手の後ろから「こっちにふりかえって」という言葉をかけて、、その相手がふりかえる気持ちになるかどうかというものがある。そのような練習をすれば、相手の言葉が届くようになるのかもしれない。

 その練習をすると自分の言葉の軌跡が見えるとういう話もある。言葉の軌跡が見えるとおもしろいものだ。

 アルプは「内容によって意識が変るということ、深刻な内容、うれしいニュース、緊急の話などによって話し方が変るが、そのとき聞いている人がどのように感じているのかを考えることが大切、聞いている人の意識の流れに沿ったフレーズの仕方をするということ」「話が伝わらないのはなぜか、自分の考えか伝わらない、大きな声を出せばよいというものではない、きちんと話すということは難しいということを意志することが大切」と結んでいる。

 話すことを、もう一度考えてみるきっかけになる内容だと思った。
by qzr02421 | 2008-03-03 22:13 | 劇,映画その他