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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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因果関係の説明は難しい

握力が強いほど長生きというニュースがあった。循環器においても握力が強いほうが健康的だということだ。こういうニュースは結果論だから、因果関係が分からない。握力を強くするような運動をすれば、長生きになるかどうかが分からない。調査結果では握力と長生きの因果関係があることは分かるのだが、握力が強くなった理由があるはずだ。遺伝なのか、生活の結果なのかが問題となる。遺伝なら握力を強くする努力は無駄になる。

タバコと肺がんの因果関係もはっきり分かっているわけでないという話もある。肺がんになるのは大気中の汚染が主な原因だとすればタバコの影響がどれだけあるのかは分からない。ダイオキシンと発がん性の問題も過去には指摘されていたが、この問題もうやむやとなっている。放射線障害も分からないことが多い。低レベルの放射線にあたると長生きする?という実験結果もあるそうだ。高レベルの放射線は人体の危害を与えることは分かっているのだが、低レベルについては分かっていないのが現実なのだ。

健康の方がよいのだが、健康すぎると不健康になる可能性があるもあるかもしれない。健康とは何という気もする。本当に健康な人が世の中の存在するのだろうかという疑問もある。不健康でありながら、自分の体をだましだまし生きるのが本当のような気がする。命と健康とどっちが大切なのかといえば、命に決まっているのだが、なぜか健康を第一の考える人が多いような気がする。不健康で長生きというのがベストチョイスだと思う。

握力が強い人が長生きだけでは、長生きの秘訣は分からない。握力を強くすれば長生きできるのなら簡単なことのようだが、訓練して握力が強くなるのだろうか。それにしても体をある程度鍛えることが大切なことだとは思う。歩くとともに筋力と瞬発力を鍛えることも大切だろう。反復横跳びなど昔はできたのだが最近は動きが緩慢になったような気がする。体力の維持が健康の秘訣だとすれば、それば握力とつながるということかもしれない。
by qzr02421 | 2012-02-21 20:02 | 日常