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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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一高と一票の格差

8月9日(月)六日目だ。夜中の3時に点滴終了、夜中のトイレはまだ続く。経過。順調ということで、歩くように指示される。病棟を歩く、水曜日におなかの抜糸、金曜日にエコー検査で、なんともなければ土曜日に退院ということだ。パソコンを持ってきてもらったがACコードがないので、あまりできなかった。退院は9時までにベッドをあけるようにとのことだ。

病院にいる間に甲子園での高校野球がはじまった。4028校の頂点を決めるのだ。ところで一票の格差というものがある。人口と代議士(政治家)の数のバランスが壊れているとうことだ。ある県では1票の価値があるが、ある県では0.2票しかないという現実だ。裁判所では違憲判決がでているが、なかなか改革が進まないのが現実だ。

甲子園も同じような面があると思う。高校の多い県は勝ち進むには多く対戦する必要があるが、高校の少ない県は、対戦相手も少ないのだ。県の代表というので応援もしようという気にはなるのだろが、高校の数に格差も考えたほうがよいようにも思う。

『鉄砲を手放さなかった百姓たち』を読む。話題の本だ?刀狩後の江戸時代の農民は鉄砲を持って、田畑を荒らすけもの(イノシシなど)を退治したのだ。しかす、その鉄砲を一揆で使うことはなかったという。一揆はいまでいうデモ、最近はパレードともいうが、一般には暴力行為をしないものだったからだ。生類哀れみの令のときの鉄砲の扱い、鷹狩りとの関係など面白い話題が多い本だった。
by qzr02421 | 2010-08-16 15:48 | 日常