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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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本が頭にしみこんでこない

8月7日(土)四日目。本日晴天、頭も大分すっきり、はっきりしてきた。体は筋肉痛という感じ。体に力が入らない。日に日に体の細胞が目覚めていくような気がする。まだ横向きになることが出来ない。普段出来ることができないのは、それなりに悲しいことだ。日常生活の動きなら、全然問題がないとのことだが、その日常生活の動きが出来ないのだ。本を読む気になった。

加藤典洋著『日本という身体』を読む。病み上がりに読むような本ではなかったが、それなりに興味がある部分があった。戦前ということばがあるが、この戦前に範囲はどこからどこまでか。大正時代は戦前か。明治は遠くなりにけるというから、明治は戦前ではないのだろう。明治時代は富国強兵という国家目標が国民にもあったのだろう。一等国を目指すというものだ。大正時代は、戦後のデモクラシーの故郷として歴史は発見したのではないのか。実際は明治の膨張時代に対して、大正はしぼむ時期に入ったのだ。さらに昭和は高度の時代で、平成は超の時代ということだ。

泣く子と地頭には勝てぬというが、なぜ勝てないのを考えないのはなぜか。そういわれればそうだ。地頭のかつ方法はないのか。当時の庶民はそんなに弱かったのか。地頭に勝てぬということを言っているのは、実は支配者ではないのか。実は庶民、農民は勝っていたのではないのか。歴史にだまされてはいけないということだろう。

まだまだ、頭がぼ~としているので、本が頭にしみこんでこないが、そのもたもたした本の読み方もまた面白いと思う。結構刺激的な本だったので、もっと元気なときに読んでみたいものだ、しかし、一回読んで本は、ほとんど二度読みはしないが・・・
by qzr02421 | 2010-08-14 16:52 | 日常