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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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愛する人のために生きる

日本の皇室とイギリスの王室のちがいはよく分からないが、イギリスの皇室は映画になりやすいのだろうか。特に私生活を描くという点においてだ。「エリザベス」という映画はエリザベスがメアリーの即位でつまはじきになるが、愛人もいるが、結婚というものは王室にとって政略という側面が強いので、結局結婚しないで、国家と結婚したというシーンで終る。エリザベスの母のアン・ブリンを描いた映画も、権力と愛と政略を描いている。

ヨーロッパの各国の王室は親戚関係にあるところも日本とはちがう。日本の皇室は毅然とひとつだけだ。皇室も王室もその存在の証明は血筋だ。ヴィクトリア女王は唯一の血統として(それ以外の子がいなかった)18歳で即位をする。ヴィクトリア時代というイギリスにとっての大繁栄時代の女王だ。

名演会館で「ヴィクトリア 世紀の愛」を上演している。ヴィクトリアが様々な困難を乗り越え、女王となり、最愛の夫アルバート公と結婚するまでの話を映画化している。女王を演じるのは「プラダを着た悪魔」のエミー・ブラントだ。ヴィクトリアが毅然としていうのが素敵だった。アルバート公とケンカをして、彼が部屋から出ようとするとき「女王の命令です、もどりなさい」というシーンがある。男と女、女王と夫という関係は、慣れるまでは大変のだろう。

アルバート公は41歳でチフス死ぬので、ヴィクトリアは81歳で死ぬまで喪服を着ていたのも有名な話だ。ヴィクトリアが銃で撃たれるのをアルバートが助け、アルバートが怪我をする、彼女がなぜ助けたのと聞くと、理由は二つある。一つは女王だから、もうひとつは最愛の妻だからと答えるシーンがある。愛する人のために生きるというのもよいものだと思った。
by qzr02421 | 2010-01-05 14:03 | 劇,映画その他