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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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曲がれ!スプーン

超能力はあるのだろうか。超能力はあるという夢を持った少女がテレビ業界に入社し、社の指示、プロデューサーの指示で超能力を持ったひとを探して日本中を旅する。しかし、それらしい超能力者は見つかりはしないのだ。もし、超能力を持った人がいたとしても、その能力を隠しているにちがいないのだ。

『家族八景』という小説で七瀬という少女はその能力があるため、苦労し、次の作品では虐待され、追われる身となる。周りで超能力を持った人がいれば村八分になるにちがいないのだ。超能力があったとしても、隠して生きるということが必要となるのだ。ということで超能力を持った人、本当の持った人は、私たちの前に現れることはないということなのだ。

長澤まさみ、三宅弘城、志賀廣太郎らが出演している「曲がれ!スプーン」という映画を見た。楽しい作品だった。笑いあり、少し涙ありの作品だった。長澤まさみの演技がよい。彼女が超能力があることを信じる女性を演じる。超能力がある人にパーティーに紛れ込む、そしてそこで人騒動が・・・という作品だ。

超能力があってもたいして役に立たないし、その能力があるため結構損することがあるかもしれないということが分かる映画だ。それでもそういう能力を持つ人が、それなりに一生懸命生きていくということが分かる映画でもある。劇団「ヨーロッパ企画」の作品を、長澤まさみ主演で映画化したもので、この劇はどのようの演じられるのか気になる作品でもあった。この劇を見て見たいと思った。
by qzr02421 | 2009-12-03 22:10 | 劇,映画その他