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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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善人ナオモテ往生ヲトグイハンヤ悪人オヤ

昨日をうってかわり晴天で、さわやかな日和だ。今年は仕事が増えて、月から金までつまっていて、といっても午前中が中心だが、それはそれで充実した毎日なのだ。水曜日は高校で授業をし、午後はカルチャースクールという日程だ。移動が自転車なので、雨が降ったら大変だが、まあ、今日は晴れだった。

本日はカルチャースクールが終わってから「本願寺展」を見に行った。名古屋市博物館で4月18日から5月31日まで開催されている。もちろん博物館の法則で、「期間の終わりになればなるほど混む」ということで、本日にしたのだ。しかも3時半ごろから見ようというのだ。当然すいていた、結構年配の人が多い、門徒に人が動員で見に来てるという雰囲気は感じなかった。しかし親鸞聖人の絵巻(掛け軸になっているが)を見る目は真剣な感じは受けた。今回の展示は親鸞聖人750回大遠忌をひかえた記念事業の一環として開催されたということだ。

副題が「開かれる世界遺産の扉」ということで、国宝、重要文化財が展示されている。別の国宝だから尊いわけではないが、何百年に時を経て展示されている文化財は重みがある。「国宝阿弥陀経註」は親鸞の直筆、更には細かく勉強の痕の小さい文章が書かれている。ちょっと感動もんだ。「国宝三十六人家集」も見応えがある。秀吉、信長、家康などの武将と本願寺の関係を示す文書もよかった。「熊野懐紙」も始めてみた。興味ある人には楽しい展覧会だが、ちょっとお寺のニオイが強いかもしれない。

「善人ナオモテ往生ヲトグイハンヤ悪人オヤ」ということだから親鸞に出会い、悪人でも極楽に行くことができるのなら、行く価値はあるかもしれない。入り口のある、ハイビジョンの映像が6本?あり、飛雲閣の映像などあり、これもとても見ごたえがあった。4時半までと書いてあったが、5時近くまで放映されていた。
by qzr02421 | 2009-04-22 18:24 | 劇,映画その他