本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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2009年 03月 29日 ( 1 )

ゆるゆると真剣に

楽しいと面白いと役に立つとの関係はどのようなものだろうか。理想は楽しく、面白くしかも役に立つだろうか。何が一番にくるものなのか、この言葉を作った人は、講義で一番大切なことは「役に立つ」と考えているのだろう。「役に立つ」というのはどういうことだろうか。講義のあとで、聴講生から「先生の話を聞いて目から鱗が落ちました。新しい見方が出来るようになりました」などという言葉を頂くことがある。

役に立つことは新しい見方が出来ることで、それが楽しいことということだろう。そのことが必ずしも面白いかどうかは分からないのだろう。講義を聞きに来る人が吉本の漫才を聞こうとしてくるわけではない。新しい見方や考えかた、新しい知見を知りたいと思っているのだろう。ということで講義の基本は「役に立つ」「楽しい」そして「分かりやすい」そして「面白い」という順番となるのだろう。

「ゆるゆると真剣に」という言葉をテレビで、ある落語家が言っていた。「ゆるゆる」というのは楽しみを忘れないということだそうだ。「真剣に」というのは心を込めてというようなことだろうか。前回の講義の基本と比較するなら、楽しみがあり役に立つということだろうか。

講義のするのは真剣勝負には間違いはない。しかしただ真剣だけでは肩がこってしまう。その真剣さのなかに、すきのようなものが必要なのだろう。それが「ゆるゆる」という言葉になると思う。ゆるゆるという余裕がある講義がしてみたいものだ。

講義で必要なことは疑問を持つ力だ。これもある本では「無知とは疑問が発せられない状況だ」「素朴な疑問がコトの真相をつきとめる一番の方法」「常識は多数者が持つ偏見のことだ」などという言葉が参考になるだろう。この本には次のようなこと言葉もあった。「イタリアは作られた、これからはイタリア人を作らねばならない」というものだ。

新聞やテレビで見聞きすることを、そのまま受け取るのではなく、「どうして」というフィルターを通すことが大切なことなのだ。株が下がった、地価が下がったというニュースがあるが、株や土地を持っていない一般大衆はそのニュースを聞いて、大変だと思う必要があるのだろか、このニュースがなぜ、ニュースになっているのかを考えることが大切なことだということだ。
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by qzr02421 | 2009-03-29 08:27 | 日常