本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

その場面が見えてくるということが理想

「マクベス」では小林さんのレクチャーのあとは、リーディング体験コーナーだった。会場からマクベスの一場面を役者さんとリーディングしあうというものだった。妻はやりたそうだったが、やめたようだ。最初の手をあげたのは年配の女性だった。続々と手が上がり、総勢9人が舞台にあがった。10代後半らしい男女と、年配の人たちという組み合わせだった。

3人の魔女が、マクベスとバンクォーと出会う場面だ。魔女が「きれいはきたない、きたないはきれい」という有名なセリフがあり、マクベスが王になり、バンクォーが代々の王の先祖になることを予言する場面だ。

台本を読むということは難しいということが分かった。台本どおり読んでは、ただ上手に読むだけでは、お客をひきつけることができないということも実感した。手をあげた人たちは、それなりに上手に読むのだが、やはり台本どおりに上手に読もうというのが優先しているようだった。それではどのように読めば良いのかということになるが・・・

セリフを聞いて、その場面が見えてくるということが理想だろう。セリフをただ言うのでなく、本当にそこにいる人の語りかけるということが大切なような気がした。「何者だ、この者どもは、これほど萎びた、これほど異様な姿、形。地上の者とは思われぬ」というバンクォーのセリフがあるが、本当の魔女を見て、その異様な姿を想像して、言葉にせねばならないということだ。

マクベスを五人の「演劇集団 円」の役者さんが朗読した。有川博、上杉陽一、吉見一豊、茶花健太、大窪晶の5人だった。迫力のあるものだった。台本はそのまま読まなくてよいという演出が印象的だった。まあ、セリフに感情を込めれば、溜めやあ~などの言葉も出てくるのだろう。ここは重要なことだと思う。いろいろなことに応用でいきるところだと思う。最初の1時間と、最後の30分を朗読した。中抜きということだ。しかし、シェークスピアのセリフは長いので、朗読する人も、それを聞く人も大変ということだ。全く大変だった。でも楽しかった。同じような機会があれば、また参加したいものだ。無料だったが、1000円くらいの入場料でもよいとは思った。
[PR]
by qzr02421 | 2009-03-11 17:34 | 劇,映画その他