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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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復讐の鬼となった007

007の新作「慰めの報酬」の宣伝をテレビでやっている。最近は映画をテレビで宣伝するケースが多いようだ。「感染列島」や「20世紀少年」も同様に宣伝している。新聞の時代、本の時代が終わるように、映画の時代も終わろうとしているのだろうか。歴史を学べば、100年続くものはそんなに多くないということの気がつくだろう。車の時代も終わろうとしているに違いない。2050年が節目の年だと思う。どのような時代が来るかは分からないが・・・

ところで「慰めの報酬」だが、前作の一時間後から始まっているということだそうだ。突然カーチェイスから始まる。カーチェイスはそれなりに面白いのだが、なにせ、早すぎる。早いのは時代を表しているのだろうが、全編、とにかく展開が速い。「007は殺しの番号」などゆったりと見ることが出来た。ロジャー・ムーアの作品も、ユーモアがあり、荒唐無稽の話ありで、批判はあるが、楽しめる映画だった。

いつのころからか、時代を現わしているのか、暗く重い映画が多くなったような気がする。この映画も前作最後で殺された、女性の復讐ということが基本になっていた。復讐の鬼となった007が、どのような活躍をするのかということだ。007の映画の基本の、世界の有名な場所や、祭りなどがバックのなっているのは楽しいものだ。

ハイチ、イタリア、オーストリア、ボリビア、ロシアとめまぐるしく移動する。移動する道具もバイク、車、ボート、飛行機などだ。ともかく動きが早い。あ~といっているうちに、2時間弱の映画は終わったのだ。前に見た道元を描いた「禅」とは全く違う映画だ。当たり前だが・・・」
by qzr02421 | 2009-01-28 21:40 | 劇,映画その他