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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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納得にいくように生きたい

人生の勝ち負けがあるのだろうか。勝ち組、負け組み、勝ち犬、負け犬などという言葉がある。何を基準に勝ち負けを判断するというのだろうか。自分が納得して生きているのならそれでよいのではないか。

『負け犬の遠吠え』酒井順子著の本を読んだ。2003年に第一刷発行だから5年前の本だ。この頃は景気が良かったころだろう。専業主婦という生き方がまだありえた時代だ。専業主婦というのはサラリーマンの出現とともにあらわれたものだ。第一次産業の主流の時代、つまり農業中心の時代は、一家全員が働くのが普通だった。歴史的には一家全員が働く時代がほとんどだったのだろう。

昭和初期にサラリーマンというものが出現し、専業主婦などというものがあらわれ、第二次世界大戦後の高度経済成長の時代に「男は仕事、女は家庭」という性役割分業が固定化されたようだ。しかし、21世紀に入り、この不景気、また格差社会というなかで、専業主婦というものは絶滅すると考えることができる。

酒井さんが言う、負け犬、勝ち犬というものが問題視されない時代がくると思う。まあ、自分の人生、納得にいくように生きたいものですよね。
by qzr02421 | 2008-12-24 16:57 |