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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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スカーレット・ヨハンソンのほや~という演技

やっと「ブーリン家の姉妹」を見ることができた。20時20分ら始まるレイトで見た。終了が22時20分だった。終わって名古屋駅の地下街に行こうとしたら、入り口が結構閉鎖され、びっくりした。こんな夜に町を歩くことが久しぶりということだが・・・若者が酔って、ふらふらしいているのも見かけた。土曜の夜ということだからか。居酒屋も不景気といいながら、結構にぎわっていた。

その「ブーリン家の姉妹」はヘンリー8世時代のイギリスの様子が描かれていたが、わりときれいな感じを受けた。あんなに清潔な感じだったのだろうかというのが第一印象だ。アンの強さ、ヘンリー8世の不甲斐なさ、女の強さと男の軟弱さを感じる映画だった。

アンとメアリーの物語なのだが、アン・ブーリンは歴史上でも有名で授業でもヘンリー8世の時に話す逸話だが、その妹のメアリーが王の愛人であったということは知らなかった。アンはナタリー・ポートマン、メアリーがスカーレット・ヨハンソンで、他の人のブログでも書かれていたが、「逆じゃないか」と思ったが、結構これはこの配役は良かった。ナタリー・ポートマンの芯が通り、男を手玉にとるというのがよく描かれていた。スカーレット・ヨハンソンのほや~という演技もこれも良かった。

この時代の王朝の暗くて陰鬱な城の内部やその中にある家具などがよいが、それ以上に衣装がよい。衣装や家具を良く見せているのは、王や王妃、そしてアンやメアリーの品のある歩き方だろうと思った。歩く姿に威厳を感じるのだ。視線が前を向いて、堂々と歩く姿に感動した。今週で終わるようだが、見ていない人、必見だと思う。
by qzr02421 | 2008-12-07 16:58 | 劇,映画その他