最高裁まで争い、結局学生が勝訴
2008年 11月 29日
内定取り消しという現象がおきている。ありえないことだと思う。しかし、入社社ご会社が破綻すればそれはそれで大変なことだ。高校の授業では「大日本印刷事件」というのを扱う。この授業では口頭の内定は法的拘束力がないと教える。
それに対して、形式的なものでも試験などを経て、書面による内定は「労働契約」が成立したものとみなされると教えるのだ。このことが確立したのがこの「大日本印刷事件」なのだ。ある学生が内定取り消しを不当であるとして、最高裁まで争い、結局学生が勝訴してという事件だ。この判例以降は内定はある一定の地位を占めるようになったのだ。しかし判例では、内定を取り消すことが社会通念上致し方ないとをみなされる場合は許されるともしている。
現在の、「かつてない不況」という中での、内定取り消しは社会通念上どうかということになるのだろう。ちなみにこの大日本印刷事件の学生は、大日本印刷に就職、その後子会社に社長として出向したという話だ。そのことを確認しようとしたが、その記事が見つからない・・・この人は既に死亡しているということだ。(生きていたら御免なさい)このあたりは未確認情報!
それに対して、形式的なものでも試験などを経て、書面による内定は「労働契約」が成立したものとみなされると教えるのだ。このことが確立したのがこの「大日本印刷事件」なのだ。ある学生が内定取り消しを不当であるとして、最高裁まで争い、結局学生が勝訴してという事件だ。この判例以降は内定はある一定の地位を占めるようになったのだ。しかし判例では、内定を取り消すことが社会通念上致し方ないとをみなされる場合は許されるともしている。
現在の、「かつてない不況」という中での、内定取り消しは社会通念上どうかということになるのだろう。ちなみにこの大日本印刷事件の学生は、大日本印刷に就職、その後子会社に社長として出向したという話だ。そのことを確認しようとしたが、その記事が見つからない・・・この人は既に死亡しているということだ。(生きていたら御免なさい)このあたりは未確認情報!
by qzr02421
| 2008-11-29 10:34
| 日常