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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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今は我慢の時代

時代横丁という劇がある。朗読と劇をミックスしたような劇だ。舞台で演じてはいるのだが、全員が正面を向いている。劇が好きな人には、違和感があるかもしれない。名古屋のひまわりホールで春と秋に上演される。

今年で7年目で30話まで達成したそうだ。100話まで実施するのが目標だそうだ。一年で6話出来るとすると、100話まで、12年ほどかかるのだろうか。帰りのエレベータの中で、100話まで見に来ることが出来るだろうかという人有り。しかし、演ずる人が10年以上生きているのだろうか?

今回の話で幕末の話があった。幕末は藩や旗本も金銭的に余裕がなく、行事などがあるときに中元を口利き屋のようなところから、雇ったそうだ。まるで今の派遣と同じようだ。現在、フリーター、ニートなどが話題になっているが、そのような現実は過去にもあったということだろう。戦前は東北の貧困な農村から女性が遊郭に売られたという話もある。そういう点では、現在の労働状況は過去の再現ということだろうか。

過去にあったから、それでよいというものではないが、歴史は、繰り返すということの証拠かもしれない。永久に繁栄した国はない!この国もこれから衰退し、またその後に繁栄するというのが歴史だろうと思う。今は我慢の時代ということのように思う。
by qzr02421 | 2008-09-12 20:41 | 劇,映画その他