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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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ジメジメした人間関係は、他人の目を気にするということが前提だ

日本の社会は一律が求められる。高校の教室では、全員が起立で立ち上がり、礼、着席という行動を取る。これは軍隊式だ。リーダーに対して形式的服従を求められる。形式的というところがミソだ。 心が自由というのが前提だ。しかし、こころを見ることはできないのだ。形式的の服従しているうちに心まで服従しているのが普通のこととなる。

また、時間厳守が重要な課題となる。またさらに、単純な反復作業に慣れることも求められる。これらが日本の教育の原点となる。つまり、リーダーに従い、単純作業を行い、時間を守る人間がほめられるということだ。

こういう社会ではドロドロとした陰湿なかつ理不尽な扱いを受けることが多いという。この理不尽な扱いを「道」という名前がつくのだ。柔道、剣道、華道、茶道などだ。ジメジメした人間関係が基本となるのだ。

ジメジメした人間関係は、他人の目を気にするということを前提とするので、相手に合わせる、周囲の様子をうかがうという行動が伴う。同調という行動がキーワードとなる。そのため「お互い様」「お陰様」「もらったものは返す」というのが基本となっていくのだ。

しかし、よい面もあった。「サボっている人を容認する」という雰囲気が生まれるのだ。「お互い様」ということで、自分もサボることがあるということだ。「相互扶助」という精神が生まれているということだ。

日本の社会はそのように生まれそのような性格ということで、それを欧米のあわせるという価値観があると、日本のよさが失われ、妙な差別が生まれるというのが現代の様子のように思えるのだ。

 
by qzr02421 | 2008-06-26 18:14 |