本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

橋本治の「日本の権力」と「愛するトマト」

橋本治の「日本の権力」読み終わった。奈良時代から平安末期までの政争を人物中心で描いたもの。日本の権力は二重構造になっている。天皇に権力がありそうでなぜ、摂関政治や院政ができるのか。なぜ、権力が天皇に集中しないようになっているのだろうか。系図が複雑で理解しにくい内容であった。平安時代は女性中心の世界であるため、死刑がないらしい。ないのは事実である。薬子が死刑になってから死刑は平安末期まではない。武士の登場によってまた人が殺される時代が到来する。

武士が貴族に利用される時代から、武士が自立し、武士が貴族を利用するようになるのだろうか。鎌倉時代はまだ武士と貴族の勢力が拮抗しているような気がする。承久の乱(変)を過ぎても貴族(天皇)の力はあるようだ。後醍醐天皇の出現が証明している。力のある天皇が出ると力の拮抗が出現するのか、あるいは天皇を利用しようとする存在の問題だろうか
 
源氏三代は貴族の陰謀によって暗殺?されたという説を描いた歴史推理小説がある。貴族の力に注目する人もいるというわけだ

「愛するトマト」という映画を見た。農家に嫁が来ない問題、フィリッピンの女衒の問題など取り扱っていた。主人公がフィリッピンで素敵な女性と知り合う。女性の美しさは素朴さにあるような気がした。妻も素朴である。そこが好きだ。怒る時もあるがそれは素朴だからだろう。感情が豊かということでもある。愛情を感じるときでもある。どおして私がやるの?と言いながら、行動するのはとても好きだ。好感が持てるときである。映画の女性は親を置いて日本に来ることは出来ないといいながら、日本にやってくる、それは男への愛情が親への愛情を上回ったからだろうか。ハッピーエンドで終ったのは良かったかな。
[PR]
by qzr02421 | 2008-04-25 13:43 |