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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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広川太一郎さんが亡くなった

声優の広川太一郎さんが亡くなった。69歳ということだ。「007シリーズ」のロジャー・ムーア、「宇宙戦艦ヤマト」の古代守、「ムーミン」のスノークなどがある。軽快な役から二枚目までこなした人だ。

 映画の吹き替えは、映画ではないと思うが、テレビでは、吹き替えで見る。広川さんの声は好きだった。映画の中の俳優と、吹き替えの声のミスマッチということが多い中、ベストチョイスの人だと思っていた。69歳というの早い。死因はガンだそうだ。残念なことだ。

 「人間の死亡率は100パーセントだから、いつか死にます。」という言葉を瀬戸内寂聴さんから聞いたような気がする。いつか死ぬということは、今を楽しんで生きろということだろう。「極楽は誰のためにありますか」という問の答えは、「生きている人、死者を送る人のためにある」ということだ。広川さんも楽しく声優という仕事をして、極楽(天国)にいっているのだと思いたいということだ。そして、私もいつか極楽に・・・

 「ムーミン」の中ではスナフキンが好きなのだ。あなたは誰が好きですか。絵本、本、映画、劇などを観るとき、その中の誰かに感情移入するものです。その対象が年代のよって変わってくるものです。「マンマミーア」では20代から30代であれば、20歳で結婚しようとする人になるでしょう。最後の旅立ちのシーンはよいというような感想を持つかもしれません。

 私は、結婚する母と、誰か分からない父親に感情移入してしまいました。幸せになるんだよなんと思ってしまいました。そんな中でスナフキンはずーと好きです。放浪するというのが、私にあっているのかもしれません。
by qzr02421 | 2008-03-09 08:08 | 評論