本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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『日本人の老後』と奈良大学通信教育部文化財学科

  『日本人の老後』は長山靖生著の本だ。老後をどのようにとらえるのかが書かれている。若者の切実な問題は「生きることの意味、リアリティの不在」でありそれに対して高齢者は「老いるという実感の不在」だそうだ。そして老けない秘訣は「過去ではなく、今を生きること、常に関心があるのが過去ではなく現在そして未来ということ」で、不老不死のにはならないので若さや現役に価値をおくのはまちがっているというのだ。

 サルトルの晩年は印税収入のみで平均的労働の月給の半分しかなかったらしい。企業年金も現役時代の半分ということだから、サラリーマンの老後はサルトルの収入と同じか。サルトルは気がめいると「葬式は出せるか」ということが不安だったそうだ。

 ところで、私は奈良大学通信教育部で学んでいるのだが、スクーリングに行くと、一時間以上前から教室は席を取る為に受講生が来ているのだ。それも最前列から埋まっていく。通学部の学生なら最前列は空席だろう。年配の人が多い。日本人の老後はお金が心配なければ、大学やカルチャーセンターで学ぶというのがこれからの生き方のようだ。
  
 その大学も今年度で卒業できそうだ。3年もかかったのか、3年で卒業なのかはよく分からない。来年度は学芸員の資格を取ろうかなと考えてはいるのだが。資格を取ったからといって博物館に就職でできるわけではない。しかし奈良大学の学芸員の講座は実習が魅力的のように思う。

 団塊世代が退職を向かえ、60歳から85歳?までの25年間の生き方というもの真剣に考えいることが必要だろう。通信教育の大学はいくつかあるので、大学で学ぶという選択肢は魅力的だと思う。
 
 スクーリングに行ったとき、年配の女性が「死ぬまでに卒業できるかしら」と言っていた。卒業していほいいものだ。今を生きる、過去を懐かしまないということが若さの秘訣のようだ。

 本の話題に戻ると、老後の不安ベスト3は①健康不安、③経済不安、それでは②は何でしょうそれは孤独不安(家事が大変など)だそうです。さらに④の不安はボケだそうです。瀬戸内寂聴さんは「ボケて困るのは周りのひとだから、心配ない、まだらボケではなくしっかりボケよう」といっている。

 三田誠広は『団塊老人』で高齢者の夫が妻から嫌われない方法を①家の中で小奇麗にする②毎日ヒゲをそる③命令口調で話さない④家事を分担する⑤子どもとちゃんと話をする⑥無意味な教訓を垂れない⑦自慢話をしない⑧くだらない駄洒落を言わない⑨妻との間に距離をとり積極的に外出する⑩夫自身が生きる目標をもつ、つまり基本は夫婦も他人ということを意識することであり、夫婦のなかにも礼儀ありということなのだろう。
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by qzr02421 | 2008-03-05 15:36 | 奈良大