本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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経済学では未来は予想できないのだ

朝起きたら雪景色だった。例年より早いとのことだ。雪を見ながら読書というのもおつなものだ。それにしても手は寒い。部屋から見ることができる名古屋高速は通行止めで、走っているのは点検中の車だけだ。鈴かな雪景色から聞こえてくるのは選挙の訴えの声だけだ。よろしくといわれても興ざめが声にしか聞こえない。その声を聞きながら政経の経済部分の授業案を考えた。憲法学習は終了したので、今期は経済学習だ。経済思想史は話したので、資本主義経済の特徴の学習だ。

選挙が政治部門の問題だが、政治と経済はそれなりの関係はある。政治的にはこのせわしい年末に選挙というのは候補者の大変だろう。経済的にはこの年末に選挙ということに対して、中小企業などの経営のほうがもっと大変だろうと思う。自民党は景気回復をスローガンの掲げているのだが、政府の財政政策でできることが限られていることは、高校の政経の習うところだ。資本主義経済は市場中心主義なのだから、政府の介入で突然景気が回復することは考えられない。小泉政権時代の経済学者は新自由主義者だった。新自由主義というのは政府は経済に介入すべきではないという考えなのだ。だから民力の活用政策をとったのだ。

政経で憲法を教えるのは割りと簡単?なのだが、法律は一応存在し、その解釈を中心に理解することは可能だ。ともかく法律というよりどころがあるのだ。ここが経済学習との違いだ。経済は正解というものを探すのが大変というか、正解があるのだろか。人によって幸福の定義が違っているのだから、どの政策をすれば誰が幸福になるのかわからないはずだ。世の中の資源と時間は限りがある、その限りあるものをどのように分配するのかを考えるのが経済学というものだ。限りがあるということは、すべての人が幸福になるような分配することは実の困難なことだということを意味している。

さらには「ケインズの美人投票」という言葉がある。誰が美人が投票するのだが、自分が美人と思う人を投票してもだめなのだ。多くの人が美人として投票する人を投票しないとダメなのだ。またアナウンス効果もある。この株が上がるというアナウンスのよって人の行動が変化するというものだ。変化する人間を扱う経済は未来を予想することはできないのだ。ミネルバのフクロウは黄昏に飛び立つということでもある。未来が予想できない経済学は未来に人間を幸福のすることはできないのだ。政府に期待できるのは治安の安定であって、経済の安定は期待することは極めて少ないのだ。
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by qzr02421 | 2012-12-10 12:52 | 日常