本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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孤独と世間の関係

4月に入っていろいろ変化がある人が多いようだ。日本は1月と4月と二回新しい年度が始まるのだが、最近東京大学を中心として新しく10月という年度を創設しようとしている。明治時代に大学を創設したときには学校の始まりは10月だったそうだが、いつのまにか4月になったのだ。桜の咲くころに新学期というのが日本人にはあっているのか、ソメイヨシノは明治になって植えられたということなら、サクラが先で4月が新しい年度になったのか。

日本人は世間という中で生きているはずだから、みんなが4月なら4月から始めるのが適当だろう。みんなが10月なら10月でよいのだ。みんなというのが大切なのだ。東京大学だけ先行しても上手くはいかないと思う。日本人のキーワードはみんなということなのだ。人様に迷惑をかけないという教育が骨身に沁みているのが日本人なのだ。昼食もみんな、飲み会もみんなということなのだ。

みんなという世間がいやで、それを壊してきた歴史もあるのだ。現代ではみんなと個人がせめぎあっているように見える。孤独死などとマスコミは騒いでいるが、個の確立があるとすれば、死は個の問題なのだ。死ぬときは一人なのだ。孤独死をして何が悪いのかという考えが個の思想のはずだ。孤独を防ごうということマスコミは言っているのだが、それはおかしいと思う。

みんなという世間を大切のしつつ、孤独を求めるのが現代の人間なのだ。みんなと孤独とを両方いっぺんに手に入れることが無理なことだ。みんなを欲すれば孤独はないのだ、また孤独を欲すればみんなはないのだ。4月の今、花見をしながら、孤独とみんなということを考えながらお酒を飲むのも粋なものなのだと思う今日この頃なのだ。
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by qzr02421 | 2012-04-02 20:26 | 日常