本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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人の話を聴くことは難しいことだ

いろいろなボランティアがある。ボランティアには無償という意味があるわけではないのだが、日本では無償イコールボランティアというようになっているし、ボランティアをする人もそのような意識を持っているようだ。生きがいとボランティアが混ざっているようでもある。自分の自己満足でボランティアをするわけではないのだろうが、そのように見える面もあるようだ。

傾聴ボランティアというのがある。ひたすら聴くことの徹するボランティアなのだ。話しを聴いて欲しい人は世の中のいっぱいいるらしい。話しを聴くということは難しいことなのだ。ふだんの会話は、聞いているといっても聞いている人は次に自分が話すことを考えながら聞いているので、あまり真剣に相手の話を聞いているわけではない。相手の話を聞いて、相手の気持ちを理解した相槌や返事をすることは難しいことなのだ。すごいボランティアがあるものだ。

ボランティアも重要なことだが、地方の問題は地方で考えるべきだ。地域を維持するのは地域の住民のはずだが、明治以後の中央集権化によって地域の自治力が低下し、国民が国に依存するようになってしまった。山縣有朋は中央の議会より地方の議会を育成しようとしたらしいが、中央で支配的となった政党が地方に利益誘導するためにお金を注ぎ込むという政策を展開した。平民宰相といわれた原敬も地方の地主や有力者のための政策を実施した。ともかく明治以後の政策によって江戸時代まで存在したお上に頼らない地方農村が崩壊してしまった。

崩壊して100年以上経過した現在、地方自治という言葉もむなしく聞こえるのだ。橋下大阪市長が地方の独立を言っているのだが、地方の住んでいる人が中央の政治の期待する限りは地方分権など実現できないと思う。水戸黄門も終わってしまったが、水戸黄門こそ中央の権威が地方を良くするという話なのだ。中央の期待する時代が終わったのだろうが、終わったといってもすぐ地方が変わるわけでもない。これからじわりじわりと地方の時代がくるのだろう。
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by qzr02421 | 2012-02-07 18:33 | 日常