本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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人間は努力するから人間なのだ

記憶力や受験的能力の遺伝は40パーセント程度という研究結果がある。40パーセントしかないとみるのか、40パーセントもあるとみるのか、意見が分かれるのだろうか。記憶力がある程度あれば受験は上手くいくだろう。受験というのは記憶して、それを出力するという作業なのだ。答えがあるものを暗記してそれを答案に書き出すのだ。ここでは発想力などを見ることはできない。世の中の問題は答えがわからないから問題なのだ。

「すぐれた官僚はすぐれた政治家になることができない」という言葉がある。官僚の仕事は答えが要求される問題を解くことだ。官僚が解く問題には必ず答えがあるはず、もしくは答えを必要とされるような問題を解くのだ。政治家は答えがない問題を力ずく、あるいは相手との交渉で歩み寄りながら、答えのようなものに近づこうとするのだ。何が正解か分からない世界が政治の世界なのだ。

秀才は物静かな人が多いそうだ。天才は活動的、よくしゃべる人が多いという。授業をニコニコ聞いて、ノートも取らずにテストでは好成績を取るのが天才だ。試験の前の晩にマージャンなどをして、一睡もしないで入試に行って合格するのが天才なのだ。これは天災かもしれない。畑正憲という動物大好き先生がいるが、彼の自伝を読むと、今書いたマージャンの逸話が出てくる。天才が幸せな人生をおるかどうかわからないのが、せめてもの凡人の慰めかもしれない。

遺伝で学校の成績や入試の結果が決まるとすれば、「頑張ればできる」という呪文は無駄になるような気もするのだが、遺伝は40パーセントという研究を信じれば、あとの60パーセントで努力するということになる。頑張れば出来るかどうか、遺伝があっても努力しないと成果はでないのだから、遺伝などということを考えないで努力するのが人間らしいのだろう。人間はなぜ走るのかという問があるそうで、走るのが人間というのが答えだそうだ。なぜ努力するのかの答えも努力するのが人間ということになりそうだ。
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by qzr02421 | 2012-02-05 17:22 | 日常