本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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なぜ国があるのか

消費税を段階的に上げるというニュースがあった。5パーセントから8パーセントそして10パーセント、最終的には17パーセントにしたいということだ。食料品などの税率を下げることが今回は検討しないとのことだ。フランス人権宣言では国家の運営は税金で行なうとあるのだから、国民が税金を負担するのは当然のことだろう。フランス人権宣言には税金は能力の応じて納めるともあるので、消費税は逆進性が強いので問題かもしれない。

どうして国家を作ったのか、国などというものは歴史的には昔からあるのだが、この国というのは国民国家という意味だ。国民国家というのはフランス市民革命以後に生まれるものだ。貴族や国王を追放したり、ギロチンで殺したりして成立したのが国民国家というものだ。国王や貴族を追放したり殺したりしたので、国家形成の正当性を欲しかったのだろう。フランス人権宣言は国家の成立を正当性を示すものだ。

だいたい国民というものは19世紀以後に成立する概念だ。千利休は実は朝鮮系だという話があるが、それが何なんだということだ。朝鮮という国民意識が生まれたのが19世紀以降ということだから、朝鮮系ということ何言いたいのだということだ。朝鮮系、中国系ということで何が言いたいのだ。19世紀以降の概念を18世紀以前の使おうとしても意味がないということだ。古代から中世、そして近世までは国家意識がないのだから、どこの人でもよいのだ。

阿倍仲麻呂は唐の役所の仕え、日本の帰国することはなかった。唐の役所は能力さえあれば、どこの人でもよいのだ。阿倍仲麻呂が日本列島に帰りたいという気持ちはあっただろうが、彼が日本人だから帰国したかったということとは関係がないのだ。千利休がどこの人でも関係がないのだ。文化というものは国民と関係がないということを理解することが大切なことなのだ。
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by qzr02421 | 2011-11-24 21:48 | 日常