本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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談志が死んだ、信じられないことだ

夕方、ネットにニュース配信で立川談志の死去を知った。たまたま、今日は談志の落語を午前中にCDで聞いていたので、余計に驚きがあった。彼の独演会は一回しか聞いたことがないが、マイクを使うのは邪道だ、肉声で聞こえるものが良いのだと金山の市民会館中ホールで語ったのが印象的だ。このホールでマイクなしではほとんど聞こえないのだが、それでも肉声を重要視している姿勢をすごいと思った。

ほとんど天才的な和芸だと思う。ゆっくりも話すことができるし、テンポのよい落語もできる。落語の面白さを分からせてくれる落語家だった。長生きをすればよいというものではないが、病気を患った晩年の人生は気の毒なようなきがするが、談志だったら、それも人生、人間は死ぬのだから、それでよいのだというような気がする。

落語の枕に、現代風の話しを取り入れたのは談志だと、談志自身が語っている。それを他の落語家が始めたので、面白くない、これからは古典をやるのだといいながら、議員時代の失敗を語るという芸風だった。日常からはいて、日常を語るという芸風はとても好きだった。いろいろな落語家がいるが、枕そして落語が面白いという、やはり天才というべき人だったと思う。

どんな落語でもできるが、落語を演劇のように捉えている人のように感じていた。演劇のような落語、そういう味があるものだった。声がでなければ落語はできないので、咽頭癌の手術、糖尿病など患い、好きな落語もできないけれど、それでもそれでよい、やることはやったんだ、ときっと言っているような気がする落語家さんだった。
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by qzr02421 | 2011-11-23 20:37 | 日常