本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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水戸黄門も終わるのだ

最近、水戸黄門の再放送の時間に家にいるので、何とはなしに見ているのだが、印籠を出すと、恐れ入ったようになるのが面白い。水戸黄門は旅をしたわけではないが、徳川家の権威が黄門の時代には確かにあったことが分かる。水戸黄門が、「あなたは誰」と聞かれて、「私の名を聞いたら震えがきますよ」というセリフがある。それだけ身分の差があったということだ。初期の水戸黄門は天領や松平家の領地をまわっているようだ。天領なら代官がいるので、悪行をしている代官を懲らしめるとうのは筋が通っている。

江戸時代は名分という時代で、能力がなくても長男なら跡目を継いだのだ。長男が跡目を継ぐというルールが徳川時代の安定をもたらしたのだ。毎年同じことが続くのなら、能力よりは権威をもった領主が支配したほうがよいのだろう。能力があると、改革したいと思うだろう。安定期には改革が必要ないのだ。徳川200年はそのような安定した時代だったのだ。それが幕末、18世紀に入ると激動の時代の入り、実力の時代になったのだ。福沢諭吉が「学問のすすめ」で学問こそが立身出世の道と説くのは、実力の時代の到来を示しているのだ。

水戸黄門だが、最終回の12月にはこれまで出演した人たちが記念にでるということだ。由美かおるの入浴シーンも台本にはあるとのことだ。由美かおるはまだこの入浴シーンを承諾してはいないらしい。それでも最終回は、それなりの視聴率が予想される。日本人は終わりとなると、妙に哀愁を感じて、それを見るものだ。

東海道新幹線ものぞみの古い車両がそろそろ引退するとのことだ。なくなると思うと、それに乗りたくなるのが人情なのだろう。水戸黄門も放送が終了するとなると、それなりの人気がでるのだ。水戸では水戸黄門存続の決起集会が開かれるそうだ。存続の運動があるなかで、惜しまれながら放送が終了するというのは、すばらしいことだと思う。水戸黄門はたいした番組ではないのだ、なくなるのはさびしいことだ。
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by qzr02421 | 2011-10-21 19:06 | 日常