本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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愛すべき国とは何か

大阪の橋下知事が、行事のとき国歌斉唱のとき規律しない教員は免職にすることができる条例を議会に提出する。国をあいするということは大切なことだが、愛するべきに足る国がどうかという問題がある。菅首相が浜岡原発の停止命令を出したことが評価されているようだが、内閣支持率は上昇しているわけではない。愛すべき国のトップの支持率がジリ貧の状態なのに、どのように国を愛せよというのか。

国会の審議では、少し前まで政権を握っていた自民党が、民主党の東北地震の被害に対する対応、福島原発に対する対応を批判している。批判をする前に、よりより案をだし、民主党と自民党が協力して災害支援に立ち上がったほうがよいように感じる。原子力行政をすすめてきたのは、自民党なのだから、その想定外の被害の原因を作ったのは自民党ということだ。民主党を攻撃した玉は全部自民党の跳ね返ってくることが分からないのだろうか。

国は英語では四つほどの単語で表現することができる。一つ目は、土地や自然などを示すランドだ。この愛すべきランドが福島原発の放射能で汚染されている。愛国心の対象がランドなら、このランドをひどい状態にした人々こそ罷免されなくてはいけない。二つ目はカントリーだ。そのランドに上に住んでいる人々が構成している共同体のことだろう。この共同体への愛国心も大切なことだ。この共同体を壊した無縁社会を造ったのはどこの政党だったのか。

三つ目はステーツだ。つまり政治機構ということだ。これは大和朝廷から民主党政権までの変遷がある。この政権を愛するのは、支配者階級のことだろうか。最後がネーション、つまり国民、もしくは民族ということだ。民族主義は19世紀以降に出現することになっている。つまり国民国家の成立ということだ。愛すべきはランドかカントリーなのか。国民が国民を愛するのは当然だろか。橋下知事はどの段階の国をあいするべく国歌を歌えというのだろうか。それにしても規律しないと免職というのはどう考えればよいのだろうか。そのような条例を通してもよいのだろか。別に首にしなくてもよさそうに感じるのだが。公務員には思想信条の自由はないということなのか。
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by qzr02421 | 2011-05-18 21:54 | 日常