本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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過去に戻ってやり直すことはできないのだ

高校生は心理学の話が好きだ。人間の心など分かるわけがないのに、分かりたいと思うのが人情だからだろうか。心は分からない、分かるのは行動だけだ。行動から心を推理するのだけれど、それは推理しただけのことだ。推理している過程で心は変化していくのだ。分からないものは分からないまま、置いておくしかないのだ。それに気がつくことが大切なのだ。

高校ではカウンセリングというものも行われている。カウンセリングで多い悩みというか質問は三つある。一つ目は「私とはいった何なんでしょうか」というものだ。なぜこのような悩み・問を持つのだろうか。心が分からないのだから、私というものを分からないのだ。実存主義では自分を定義しても、本との自分を定義したことにはならないという。それを実存は本質に先立つというのだ。私とは何か分からないまま生きていくのが人間というものなのだ。

二番目に多いのは「一生懸命頑張っているのだけれど、これで私の人生はよいのだろか、あるいはよかったのだろうか」というものだ。頑張る人生は疲れるのだ。頑張っていると、成果が欲しくなるが、そう簡単に成果を手に入れることはできない。過去を振り向いても、未来は変わらないのだけれど、過去に降り向きたいのが人間というものだ。

三つ目は「あの時ああしていればよかったのにという後悔でいっぱいです、どうしてらよいでしょうか」というものだ。カウンセリングではこの三番目の悩みを解決すると一番目と二番目の悩みも解決することが多いというの。人間は現在の自分が納得できないと、過去の戻ってやりなおしたいとい思うのだ。しかし過去の戻ることは出来ないのだ。結局過去に振り返っても問題は解決しないのだ。「いま、ここで」どうしたらよいのかを考えるのが基本なのだ。過去のかえることができない、今この時点から何か取り組もうと決意したときに、悩みの解決の道が開けるのだ。
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by qzr02421 | 2011-05-11 16:26 | 日常