本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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大人になるとはどういうことか

大人になる上で最も必要なことは何だろう。大人と子どもは何が違うかということでもある。近代より前は、イニシエーションという通過儀礼があり、ある種の儀式をすることにより、世間は子どもから大人になったと認めていた。その通過儀礼として有名なものとしてはバンジージャンプがあった。大人から子どもへ、儀礼を経て変化するということだ。現代では大人と子どもの間に青年期という時期が存在する。

青年期という時代は学校に行っている時代である。学校を卒業すれば、大人ということになるはずだ。大学や高校を卒業して、働くようになれば、大人ということだ。しかし、働いて、お金を稼いでも大人になったという実感を持つことは出来ないようだ。自立をしたという実感を持つことができないからだろう。しかし、自分でお金を稼ぎ、自分で自分の生活を維持できれば大人のはずだ。

人間は思い込みの存在だから、就職すれば大人ということを信じることができれば、それでよいのだ。信じることができないところに、現代の不幸があるのだろう。古代や中世では元服すれば、大人になった。大人になれば武士なら戦場に行くことになる。元服は15歳くらいだろうから、そのころ大人として世の中が認めていたのだ。現在では、世の中が、就職しえも大人として認めていないという風潮があるのだ。

平均寿命の問題もある。信長が謡ったように「人間50年・・・」の時代は15歳くらいが大人と子どもの境目だったのだろう。現代のように平均寿命が80歳になれば、大人と子どもが境目が繰り上がるのは当然だろう。約30年繰り上がったのだから、15+30なら、大人と子どもが境目は45歳になってしまう。不思議なことだ。
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by qzr02421 | 2011-01-14 21:06 | 日常