本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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スゴイ奴?

宮台さんの本は難解という話だ。彼によると、複雑な社会を語るためには、その話は複雑にしか語れないということになる。難解なのは、その現象が難解だからだろう。難解な話を分かりやすく話すということは、どこかに嘘が、あるいは虚構が混じっていることになる。そういうことなら、私のカルチャースクールの話には分かりやすくしているので、嘘がまじっていることになってしまう。もっとも現代の難解な問題を語るのと、過去の歴史を語るのとは性格が違うような気もする。

宮台さんは、今の世の中は回答不能な問題が多い、もしくは回答不能な問題ばかりだという。遺伝子組み換えの問題、臓器移植の問題、原子力発電の問題など、反対するのは簡単だけれど、反対だけでよいのかと問われるとまた問題だと思われる問題が多い。あるいは現代の技術は予測不能、計測不能、収拾不能ともいう。どうなるのか分からない問題は、回答・解答の出しようがない。そういう問題は共同体的自己決定でいくしかない。それが正解かどうか分からないが、みんなで決めましたということだ。どのような結果がでても、みんなで決めたことだからということで納得しようということだろう。

『日本の難題』(幻冬舎新書)という本を読んで感じたことを書いたのだが、結構刺激的な本だった。そうだよなと思えることが多く書かれていた。利他的な生きかたが人に感動を与え、接触変成作用をもたらすという話はその通りだと思った。人を変えようとしても変わることはない。変わるか可能性があるのは自分自身だけなのだ。「本気で話したことは本気で聞かなければいけないという雰囲気がなくなった」と書かれているが、本気で話すことは大切なことだと思う。

「目からうろこ」という話が大切というのもその通り、実践したいものだ。月並みな話ではなく、話を聞いて人生が変わる、世の中が変わって見えるような話をしたいものだ。利他的な生きかたをしないで利己的な生き方をしても所詮それだけの人生ということだ。人間は死んだらそれでおしまいだ。人の感動を与えることが出来る生き方をしたいものだ。本当に凄い奴は利他的に生きているそうだ。利他的に生き方をめざしたいものだ。
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by qzr02421 | 2010-09-10 19:48 |