本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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知識より直感力だ

8月8日(日)五日目だ。夜中にトイレにいくので、眠れないのだ。熟睡できないということだ。手術をすると体がむくみ、それを治すために、利尿剤を投入して体からの水分を抜くからだが、その効果で、むくみもだいぶへってきた。今日には、四人部屋に変わる。おなかがへるようになった。本を楽に読むことができるようになってきた。

上坂冬子と鶴見俊輔の対談『異色昭和史』を読む。上坂冬子といえば改憲論者で、まあ、右翼に分類される人だ。それに対して鶴見俊輔はインテリで、左翼だろうか。本人は左翼というのはマルキストだろうから、私は左翼ではないという立場だ。憲法改悪反対で、9条の会の発起人にひとりでもある。この発起人には先ごろ亡くなった井上ひさしがいるので、9条の会が左翼ということではないのだろう。

知識を持つ人間は行動力が乏しくなる。最後に場面で知識だけを自慢にする人間はだめになるそうだ。知識より直感力が重要なのだ。インテリは知識で勝負しようとするので挫折するのだ。樹木のように成長する思想が素晴らしいのだそうだ。違う言葉では、「知識なんかいらない、人間にはするどいカンがあれば十分だ」というものだ。なんとなくわかるような気がする。知恵と知識ということにも思える。

あと印象に残った言葉としては、貝塚茂樹の「革命に英雄はあとで新秩序をつくるときの英雄ではない」ということばだ。毛沢東のことをいっている。新しい中国をつくったのは鄧小平だろうか。革命の英雄は革命が終わったら、その舞台から姿を消さないと、時代に迷惑をかけるということだろう。その時代にはその時代にふさわしい人物が登場し、活躍するということだ。
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by qzr02421 | 2010-08-15 15:40 | 日常