本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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プロパティの形容詞プロパーには・・・

モノを所有するということはどのようなことか。ナポレオンは法典で財産権を確立した。そもそも貴族や国王が持っていた財産を市民革命で市民が奪い、その奪った財産権を確立したという性格が強いようの思う。しかし資本主義はこの財産権を基礎とすることも事実だ。

所有を意味する英語としてプロパティがある。プロパティの形容詞プロパーには適切な、固有の、特性のという意味ある。当然名詞形にしたプロパティには特性、固有性、自己特性という意味がある。つまり英語のプロパティには所有、所有権とともに、自己固有性という意味があるということだ。

オウナーシップとしての所有もある。オウンとオウと同じ語源的意味があり、他人のおかげでを意味するということだ。つまり所有や所有権は他者の「おかげ」で、あるいは他者に「負っている」からこそ成り立っているという面があるということだ。能力を含め所有という概念は自分だけの努力で所有しているのではなく、社会のお陰で持っているということだ。

ポゼッションという意味の所有は、この動詞の過去分詞のポゼストには所有されたという意味から転じ、「とりつかれた」という形容詞がある。他者のおかげで所有しているのでhなく、また他所との関係で所有しているのではなく、ものの支配されているような意味あいがあるということだ。

ハブとしての所有は、そのものを持つのだが、手放してもたないこともあるという意味があるようだ。持っていた能力を手放すということがあるのだ。結論としては、モノ、才能や能力を含め、そのものは自分の努力だけで手に入れたのではなく、他者の協力、親族の協力、親の協力で今、持っているのだ。それがお陰様という言葉になる、その言葉なくして所有という概念ありえないということらしい。以上『哲学塾』(竹内章郎著)より。
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by qzr02421 | 2009-10-05 19:08 |