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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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種子島に来た鉄砲は東南アジア産!

『教科書から消えた日本史』(河合敦著)では、教科書でかつて習ったことが、最近に研究や新しい資料・史料の発見で、ずいぶん変化したということが書かれている。それは過去のことだから、分からないことが多いし、今教科書に書かれていることも定説と言うように考えないといけないのだ。「歴史は現代と過去と対話である」というのは、歴史学を習うとき一番最初に聞く言葉だ。

「仁徳天皇陵の名が消えた」から始まる。陵墓確定の経緯は明治天皇制との関係からいって、どの古墳がどの天皇のものか確定するのは難しいだろう。どの天皇が実在したのかも分からないのだ。継体天皇は実在したのだろうか?鎌倉新仏教という名前は江戸後半になって出現したというもの面白い。江戸時代に信仰された仏教のルーツを求めたら鎌倉時代
だったということだ。親鸞は鎌倉時代にはあまり信仰されていなく、ほとんどの人知らなかった、そういうものかもしれないね。

種子島に鉄砲が伝来する前に、実は鉄砲は伝来していた、種子島に来た鉄砲は東南アジア産だった、武田の騎馬隊はなかった、志賀島の金印は江戸時代に作られた、陰謀説、青銅器つまり銅鐸の銅は中国から来た、銅鐸がなくなるとのは、銅鐸の銅を再利用して、違うものを作ったから、中世はいつからか、親鸞は実在しなかったということが信じられた時代があった、元寇は一度目は最初の戦い後、引き上げたのであって神風ではない、最初から脅しという作戦だった、二回目は日本の防御がすごく、元軍は上陸できる、海戦を2ヶ月続け、そのうちに台風の季節になり、神風が吹いた、つまり台風のおかげで日本は勝った。

刀狩は実は村まかせで、農民は武装解除されたわけではない、今でも日本国には250万本ほどの刀がある、赤穂事件は幕府がやらせ、吉良藩、そして上杉藩を取り潰そうとした陰謀だった、懐良親王は九州で独立国を樹立しようとし、あわてた室町幕府が明と国交も持とうとしたなどなど、歴史というのは面白いものだということだ。」
by qzr02421 | 2009-09-15 14:34 |