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本を、旅を、世の中をどのように見るのか


by qzr02421
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鰐梨と書いてアボカドと読むらしい

劇団きまぐれ公演「鰐梨の育てかた」を愛知県芸術劇場小ホールで見た。5月22日は朝から雨という予報だったが、夕方まで曇りのままだった。19時開演ということで、オアシスで夕食を食べた。県の芸術会館を利用するとサービスがあるというところがあったので、そこで食べた。ワインやシャーベットとがサービスされた。得をした気持ちになった。

ワインを飲んで、食事をして、劇場に向かった。鰐梨と書いてアボカドと読むらしい。あぼかどとは睾丸を意味する言葉らしいことが分かった。劇は面白かったが、意味はよく分からなかった。意味が分からなくても楽しいのが一番だろう。地方都市のさびれた商店街のはずれにあるクリニックが舞台だ。このクリニックは温熱マッサージを目当てにする老人が来るという設定だ。

老人役の人が多く出演していたので、その老人役の友だちらしい人が多く客席にいたような気がした。まあ、友だち関係で初めて劇を見るという人がいるのは、それはそれで楽しいし、人生は捨てたものではないと思う瞬間でもある。このクリニックに昔からトラブルメーカーであり、現在は金持ちの後妻に納まっている女性が訪ねてくることから話が始まる。

看護婦が合コンに行くという話、子どもが小児癌のおそれがある女性の話、院長が北海道に出張に行くのだが実は不倫かという話など、様々の人生模様がある劇だ。人生も同じように様々な人生模様があるだろう。結局、結論がよく分からないまま終わったが、それでも見た後がさわやかな爽快感があった。1時間半ほどの劇だった。これくらいの長さの劇が、ゆったりと見ることが出来るのだろう。日曜日まで上演されている。」
by qzr02421 | 2009-05-23 16:36 | 劇,映画その他